ゼカリヤ書資料1⃣

2024年4月27日

ゼカリヤ・ハガイ書時代背景 イスラエル民族のバビロン捕囚とその後の歴史

3回のバビロン捕囚
・第1回 BC606年
バビロンのネブカデネザル王がユダ王国を征服し、宝物を奪い、ダニエル達王族を捕えバビロンに引き上げた。
・第2回 BC597年
ネブカデネザル王が再び来て残りの宝物を奪い、エホヤキン王や王子、役人、主要人物1万人をバビロンに連れ去った。
・第3回 BC586年
バビロン軍が攻め上り、エルサレムを完全に破壊し、ゼデキヤ王の目はえぐられ、鎖を付けられて、他の捕囚とともに連れ去られた。※ユダ王国は滅亡 列王記Ⅱ:25章

〈バビロン捕囚による70年(ダニエル・エレミヤの預言) 苦難の生活が続く〉
・BC536年
総督ゼルバベル達の指導によりユダヤ人5万人がエルサレムに帰還する。エズラ記

・BC535年
ゼルバベルたちが神殿の基礎が完成したものの中止となる。
(近隣の民による妨害の為)エズラ記
・BC520年~BC518年
ハガイやゼカリヤの預言活動が続く ゼカリヤ書・ハガイ書・エズラ記

・BC516年
ユダヤ人長老たちはハガイとゼカリヤの預言を通し、神殿再建を行い成功する。エズラ記

・BC457年
エズラがエルサレムに帰還して改革する。エズラ記7章以降

・BC444年
ネヘミヤがエルサレムの城壁を再建する。ネヘミヤ記・マラキ書

・マラキの時代からバプテスマのヨハネ迄(中間時代)神の啓示がない沈黙の期間400年

※捕囚以後の時代についてはゼカリヤ書・ハガイ書・エズラ記・ネヘミヤ記・マラキ書・(エステル記、ダニエル書)が参考になります。

※参考文献 聖書ハンドブック(聖書図書刊行会) 新聖書辞典(いのちのことば社)
新実用聖書註解(いのちのことば社)