十字架上のイエス①
２０１８年５月２７日
参照聖句：ヨハネ１９：１８～２７
説教題：十字架上のイエス①
おはようございます。今日も共に聖書を開いて学んでまいりましょう。前回マルコの福音書から十字架にかけられたイエス様を通して学びをしました。ここを続けようと思っていましたが、マルコ福音書だけだと福音書の４分の一しか見られませんので、急遽、変更して、十字架の場面は時間をかけて学ぶ事にしました。中川健一牧師のメシヤの生涯を参考にしながら学びました。そこで今日はヨハネの福音書から取り上げてみます。９時に十字架につけられたイエス様の前半の所即ち１２時までの所を時間順に見てまいりましょう。
１８：十字架につけられた、
十字架の形状。十字架は４種類。１本の柱。✕型、ペテロの伝承。Ｔ字型。十字型。一番可能性が高いのが十字型。
十字架につけられるときは、横木と縦木が組み合わされ、その上に寝かされて、柱の上に手を置かれ手首のところにくぎを打ち込まれる。足も重ねくぎで打たれる。それをローマ兵士がロープで立て縦木を穴に入れ込む。その時に関節が外れる。イエスの両脇に罪人が十字架につけられた。ゴルゴタに３つの十字架がたてられたのです。最初二人の犯罪人はイエスに悪態をついたのです。
１９～２２罪状書き
ユダヤ人の王ナザレ人イエスという罪状書き。ヘブル語、ラテン語、ギリシャ語。ケチ付けたユダヤ人にピラトは最後の意地を張りつべこべゆうな。
２３～２４ 着物の分配
４人の兵士の行動。４等分。４つとは上着、下着、頭を包む布、サンダル。今と違って手作り品で高額。縫い目なしの下着：これは上着とも訳せます。一番うえに着る縫い目なしの着物のようなものと理解した方が分かりやすい。これは分けると価値がなくなるのでくじ引きでわける。詩篇22：18の預言成就。
２５～２７イエスの母たちへ十字架上での言葉
９時苦しみの中でイエス様はこの光景を見ているのです。因みにイエス様はこの時に着る物を身に着けていません。素っ裸という事です。実に下ではローマの兵士が高価なものを分け合い、くじ引きしているのです。又すぐ下にはイエス様のお母さんたちが悲しみの中でいました。
イエスの母マリヤ。マリヤの姉妹サロメ（ヤコブとヨハネの母）、クロパの妻マリヤ（クロパとは伝承ではマリヤの夫ヨセフの兄弟）マグダラのマリヤ達です。そこには、イエスに愛された弟子ヨハネもいました。
ルカ２３：３４敵対する者へのとりなしと祈り7つの言葉の1回目。
ルカ２３：４３。第２回目の言葉。イエスを信じたものへの約束の言葉。真実を告げる。あなたは今日私と共にパラダイスにいます。義人の住まう場所。アブラハムのふところという比喩的表現。
今迄イエスをののしっていた人が聖霊の働きによりイエスをメシヤと信じた。救いを受けた。
４０～４１彼は
①罪人であることを認めた②イエスに罪が無いことを認めた。③イエスは自分を救えることを認めた。④イエスはやがてメシヤ的王国の王になることを信じた。⑤彼は恵みと信仰によって救われた
チラシ渡す。
ヨハネ１９：２６～２７
十字架上では7つの言葉を話したイエス様ですが、ここが第３です。母マリヤの世話をヨハネにゆだねた。
適用
○旧約預言の成就
詩篇２２；１８
○イエス失敗の十字架の死ではない。
○パラダイス
イエスをメシヤと信じて救いを受けた者は地上の生涯を終えた瞬間に栄光の体に変えられる。
貴方も。
結び
私達の態度。イエスの十字架の死、葬り、復活を自分の罪の為と信じて、イエスは今も生きている救い主と信じて生きる者は救われている。新しい命に生きる。この復活の命に生かされよう。