エペソ人への手紙(6)

収録日:2026年1月4日分

聖書箇所:エペソ人への手紙3章1~13節

説教題:キリストの奥義

内容

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ライブ配信をご覧の皆様あけましておめでとうございます。昨年は大勢の方がご覧くださり大いに励まされています。途中で切れることもありましたが、忍耐をもってご覧くださり感謝します。今年は新年早々配線工事をして精度アップに努めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
尚今日のメッセージは翻訳機能付き多言語でHPに掲載されていますので是非ご覧ください。

さて、今日の聖書箇所はエペソ人への手紙3章1節~13節からキリストの奥義ついて考えたいと思います。
1:そこで「あなたがた異邦人の為に、私パウロはキリスト・イエスの囚人になっている」
使徒パウロの不当に拘束されたのは、「あなたがた異邦人の為」と言っていますが、パウロがエペソ人に(異邦人)にキリストの福音をのべ伝えた結果、人々が救われた事を意味しています。

しかし、これを喜ばなかったのがアジア(今のトルコ)から来たユダヤ人グループでした。彼らは群衆を扇動しパウロを捕らえました。何故か?パウロや異邦人に対する誤解と思い込みと偏見の結果です。彼はエルサレム議会で審問を受けた後、ローマ総督やユダヤの王アグリッパの前で弁明して後、皇帝カエサルに上訴する為、兵士たちに護送されローマに向かいます。この辺の詳しい経緯は使徒の働き21章~27章に書かれていますので関心のある方はお読みください。

パウロがエペソ人への手紙を送った時は、ローマで兵士たちの監視のもと鎖につながれ囚人となっています。但し、彼は自分で借りた家に住みながら比較的自由な立場でしたので訪ねてくる人と自由に交流できる環境の中にありました。この家で2年間監視付きの軟禁状態(閉じ込められていた」でした。使徒の働き28章30節~31節に記録されていますのでご覧ください。

※ちなみに彼は社会的な犯罪によって囚人になったのではなく、ユダヤ人の誤解や偏見、妬み故に捕らえられたのです。しかし、彼はこのような状況になったことを、嘆き悲しむのではなく、逆に逆境と思われる機会を生かし、民衆にキリストの福音を語り、ユダヤ議会で弁明し、ローマ総督フェストやユダヤの王アグリッパの前で、キリストから救いを受けた事を証ししたのです。苦しみや悲しみと思われることを、良いことに変えてしまう使徒パウロ。これが大切ですね。私たちもピンチはチャンスであると受け止め、新しい一年を歩んでいきたいと願っています。

2節以降はキリストの奥義について語っています。3節・4節・9節、奥義(ムステリオン)ことばの意味は5節にありますように、意味は「隠されていた神の真理、計画」です。前の時代(旧約聖書)は、今新約聖書時代)のように、人々には知らされていませんでした。しかし今は(新約時代)キリストの聖なる使徒たち(12使徒やパウロ達)と預言者たち(新約聖書時代の預言者たち)に啓示(明らかに)されたのです。これをキリストの奥義と言います。

奥義の具体的な内容は何か?それは、福音(神の良い知らせ:イエス・キリストによる十字架の死と復活の御業を信じる者は、罪の赦しと新しい命を受ける。変えられた人生を送ることが可能となる)キリストを信じた者は、誰でも(異邦人でも)キリスト・イエスと共に一つになった事により、今はユダヤ人と同じ相続仲間となった。同じキリストのからだの一部であり、神の約束にあずかる共同相続人となりました。そうです。ユダヤ人も異邦人もやがてメシヤ的王国(千年王国)を共に受け継ぐのです。ユダヤ人と異邦人の隔ての壁が打ち壊されたのです。

また、共に同じキリストのからだに連なり、ともに約束にあずかる。キリストを信じた者はユダヤ人も異邦人も関係なく見えないキリストのからだに連なり神の家族の一員とされたのです。キリストの十字架の血潮によってユダヤ人も異邦人も神との和解がなされたのです。

これはユダヤの慣習、習わしから見れば、神の律法に反し、ユダヤ民族を貶める結果となるので絶対に許せない事でした。私たちから見れば、今は異邦人の時代なので事の重大性はあまりピンと来ませんが、頑固で、プライドが高い神の選びの民である当時のパリサイ的なユダヤ人からすれば、天地がひっくり返るような大きな問題が今起こっているのです。今まで神に隠されていた奥義なのでやむを得ない面もありますが、パウロはこの奥義を啓示によって知らされたのです。

9~11:今こそ神の計画(奥義)が実現し全ての人に明らかにされます。そして今、天にある支配と権威(み使い)に対し、教会(キリストを救い主と信じている者の群れ)を通して神の豊かな知恵が知らされた。これこそ主イエス・キリストにおいて成し遂げられた神のご計画だったのです。

結び
12~13:それ故、私があなたがたのために苦難にあっていることで落胆することはありません。私が受けている苦難はあなた方の栄光なのです。パウロの苦難がエペソ教会の兄弟姉妹にとっては栄光になる。

※私達が多くの苦難を受けても恐れる事はありません。それは神の栄光につながることであります。私たちの信仰生活の中で苦しみが多くあっても大丈夫。そこから神の恵みが増し加わってくるのです。だから私達もパウロのようにピンチをチャンスに変えるキリスト者にさせていただこうではありませんか。今や私たちもキリストの奥義を知っているのですから。

今日のメッセージから

最後に以下の4つのことを考えてまいりましょう。

①今日の聖書箇所から、あなたは何を、どのように感じましたか。

②今日の聖書箇所から、神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。

③今日の聖書箇所からあなたが、今から、実行に移せることは何ですか。

④今日の聖書箇所と関連した個所や聖句があったら書いてみよう。

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