
2024年12月24日(キャンドルサービス)
聖書箇所:ルカの福音書2章1節~7節
宣教題:飼い葉桶のキリスト
メリークリスマス。いきなりですが、皆さん今年はどんな一年でしたか。私は何といっても元旦の午後4時過ぎに発生した能登半島の地震災害、9月の大雨災害が大きな出来事でした。地震や大雨の自然災害は誰も恨むことはできません。普段の備えと、災害が発生した後の対応、助け合いが大切になってきます。
今、能登の皆さんは多くの方が仮設住宅に入居し、つぶれた家の公費解体が始まりました。
でも家を建て直せる人ばかりではありません。財力がなく、年金暮らしの人は、お見舞金だけでは家を再建するのは難しい状況です。公営の災害復興住宅完成は数年先なので、来年以降、被災者はもっと大きな苦しみや悩みの日が続くことと思います。是非、大勢のボランティア団体が続いて活動できるよう皆様、祈って下さり、寄付の支援もよろしくお願いします。
一方、聖書的視点で世界を見ると、100年前から世界の終わりの時代が既に始まっています。今、世界は予測もしないような事がどんどん起こってきます。ロシヤが仕掛けたウクライナとの戦争、ガザにおけるイスラエルとハマスの戦争、最近ではシリヤのアサド政権が崩壊し、中東情勢に目が離せなくなりました。
今後更に、世界の目は中近東に注がれます。実は終わりの時代については聖書預言の示すところであり、イエス預言とも重なります。神が人の心に強引に働いて仕向けるのではなく、指導者たちが自分たちの国や民族のエゴの為に、考え、判断し、その結果としての行動を、神はよくご存じなので、預言者を通して聖書預言として私達に残してくれました。それ故、私達が聖書を丁寧に読むことにより、これからの大まかな世界の流れを理解することが出来ます。同時に自分がどう生きるべきかを教えてくれる書物が聖書なのです。
先ほど世界で初めのクリスマス記事を読みましたが、イエスが人として、聖霊によって母マリヤから生まれたのは今から2千年前です。聖書の預言通りにユダヤのベツレヘムでメシヤは生まれました。この時、人々の大きな期待の中で生まれたのかと思うと、がっかりしてしまいます。生まれてすぐヘロデ大王に命を狙われ、しばらくエジプトで避難生活もしています。生まれた時の状況も、昔も今も信じられないような悪い環境の中でした。
マリヤ出産の場所は(宿屋=洞窟)の隣にある家畜小屋でした(7節)。貧しい人が住む洞窟の家さえにも泊まることが出来ず、その隣の家畜小屋で生まれたのです。しかも「飼い葉おけ」のベッドに寝かされました。世界中の人の救い主としては最も貧しい環境でお生まれになりました。でもそれには理由があります。どんなに貧しく、どんなに希望がない人々をも救う為にキリストは神でありながら、最も貧しく、底辺に生きる者として生まれたのです。これによりどんな人でもイエス・キリストを信じて救われる道を切り開いたのです。こうして最も貧しい形をとって生まれ、33歳で十字架の身代わりの刑罰の御業を成し遂げるまで、ずっとその道を貫いたのです。
イエスは30歳から3年半の公生涯で、多くの病人を癒し、盲目の人の目を開け、口がきけない人を聞けるようにし、飢えた人々に食物を与え、求める人に神のことばを丁寧に教え、徹底して人を愛し、神を愛する生き方を私達に模範として示したのです。
最後には、イエスご自身は全く罪がないにも関わらず、神のご計画の内に、ユダヤ教指導者の妬みによって十字架刑という最もむごい死刑の方法で殺されました。死んだ後、墓に葬られ、三日目に栄光の体で復活し、ご自身を信じる者に救いの道を開いてくださいました。
私は18歳の時、生まれて初めて聖書を読み、人生が180度変わりました。空しい人生から、希望のある人生に、そして、私のような愚か者であっても主を信頼して生きると確かに実を結ぶ方向に導かれ、力を授けていただきました。
救いの条件は、自分が神の前に罪人(的外れの人間)であることを認め、イエス・キリストが救い主としてこの世界に生まれ、私の罪を赦し、新しい命を与える為、神でありながらも私達と同じように人として生まれました。そして最も貧しく、最後は私の罪の為、十字架上で死に、墓に葬られ、三日目に死人の内よりよみがえり、天にお帰りになりました。
今もイエスは生きておられ、私達の為に天の御国を用意し、それが終わったら、また地上に帰ってきます。それを再び臨むと書いてキリストが再臨すると言います。この時には、腐りきった悪の世界、特に反キリストとその軍勢を裁き、ご自身を信じる者達を救う為、世界の王、裁き主としてこの地上に帰ってくるのです。やがて千年間、王と世界を治め、その後、地球は焼けて崩れ去り、消えてなくなり、新しい永遠の国、新天新地(天国)が完成し、イエスは父なる神とともに治めるのです。これが聖書が示す、これからの世界のストーリーです。是非飼い葉おけのキリストに思いをはせ、このお方への信頼の心を持ってまいりましょう。
●皆さん如何でしたか。今日の聖書箇所を通して4つの事を考え書いてみましょう。
① 今日の聖書箇所を通して神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。
② 今日の聖書箇所を読んでどのように感じましたか。
③ 今日の聖書箇所を通して今から実行に移せることは何ですか。
④ 今日の聖書箇所から関連した個所や聖句があったら教えてください。
