教会が成長しない要因を除こう⁑2026.03.01

聖書箇所:マルコの福音書6章30-44節

宣教題:教会が成長しない要因を除こう 

内容

会場の皆様おはようございます。今日も礼拝を捧げる恵みにあずかり感謝します。ライブ配信をご覧の皆様もおはようございます。いつも大勢の方がご覧くださり大いに励まされています。説教原稿も多言語翻訳機能付きで本庄キリスト教会HPに掲載されますので是非ご覧ください。

さて今日は私がずっと前から考えていたことを共に考えてみたいと思います。なぜ日本のクリスチャン人口が増えないのかというテーマです。プロテスタントの宣教師フルベッキが1859年(江戸幕末)長崎に来日して以来167年が過ぎましたが、現在プロテスタントクリスチャンは60万人ぐらいです。礼拝出席者は約半数の30万人。総人口比の0.3%です。本庄市だと多くても230人ぐらいでしょうか。日本には7千箇所以上のキリスト教会があるのにどうして、こんなにクリスチャンが少ないのかと思いませんか。求道者が一人も訪ねない教会もあります。

でも数年前に納得のいく答えが出ました。今までは日本が仏教国なので伝道が難しいとか、島国だから閉鎖的だとか、統一協会やエホバの証人等の異端が多いので人々の心が開かれないのだと思っていました。これらの理由は確かですが、それはほんの一部だと考えています。

日本の戦国時代を考えてみてください。カトリックのフランシスコ・ザビエルが1549年に伝道開始した時から30年で信者数が30万人に増えています。当時の人口が1500万人とすると2%なので今の10倍の信者がいたのです。それはクリスチャンの生き方に力がありました。そして人々はその生き方に心がひかれて自分も信者になりたいと思って救われていったのです。
それゆえ今の日本人が救われる人が少ないのは、先に救われた私達クリスチャンの側に責任があると考えています。私やあなたの生き方こそ日本人が救わる妨げになっていると考えています。

●パリサイ人気質を捨てる マタイ23:25~26(49頁)
イエス様と鋭く敵対していたパリサイ人たちは当時のユダヤ社会の指導者でしたが、イエス様も彼らに対して厳しく接していました。「お前たちは皿の外側はきよめるが内側は強欲と放縦で満ちている。霊の目が開かれていないパリサイ人。まず内側をきよめよ。そうすれば外側もきよくなる」と警告しました。実に彼らは心の中は悪で満ちているが、外側は善人ぶって、自分もできないことを一般民衆に押し付ける。そんな彼らをイエスは痛烈に非難しています。

しかし、私達の心の中にもパリサイ人的要素が多くあります。私達も聖書の本質を理解しないで形式を重んじる、そして自分たちがやってきた形式通りにしない人を裁く(judge)。人を上から目線で見る。更には自分達の枠の中に入らないとその人を憎むのです。

日本人はとても勤勉です。日本人のキリスト者も勤勉です。良く働き、聖書も勉強します。しかし形式的な理解や最初に教えられた事が頭にインプットされていて、それ以外の考え方を受け入れられないのです。だから自分と違う聖書理解をしている人を見ると面白くないのです。礼拝スタイルを少し変えただけでも腹が立って喜びがなくなる。非常に見方が狭く心がかたくなな人たちです。このような人々は昔のまま同じことをやっている教会ならば何の問題もありません。以上がパリサイ人的思考で生真面目な日本人に多いタイプです。このようなパリサイ的考え方をする人が多い教会は成長しません。何故ならイエスの心と遠く離れているからです。

行きつくところは仲間であるはずのクリスチャン同士で方向性が違うとして争い裁きあう。教会が分裂し力を失う。生真面目な日本人気質が私達の心の内に深く根付いていると福音の広がりを妨げられてしまう。しかし、聖書の本質を理解し、枝葉の部分は柔軟に対応し、キリストの心をもって、パリサイ人気質を捨てるなら、聖霊が働き私達はイエスに似た者へと変えられます。

●積極的なキリスト者の生き方 マタイ22:36~40(47頁)
イエスの命令。第一は心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。第二はあなたの隣人を自分と同じように愛しなさい。このみことばこそ私達の生き方の指針です。でもこのみことばを教えられても具体的にどんな生き方ですかと問われるとなかなか答えられない人が多いです。救いを受けた時、教会指導者たちから教えられなかったので具体的にわからない人が多いです。私が高校生の時にいった教会は福音的な良い教会でした。でもキリスト者はこのように生きよと勧められた記憶はあまりありません。

 では具体的にイエスが行った良いわざ、また使徒たちが行った神を愛し、人を愛するわざはどのような事だったのでしょうか。以下に記します。
①マルコ6:41~44(478頁)イエスの5千人の給食、現代ではフードバンクの働きです。
②使徒6:1(243頁) エルサレムで使徒たちと信徒たちはやもめに対し毎日食事を配給していた。現代では子ども食堂や地域食堂の働きです。
③使徒11:27~30(257頁)大飢饉の時、にアンテオケにいるキリスト者たちはユダヤの兄弟姉妹たちに救援物資を送った。被災地支援の働きです(ネグロス島への支援物資含む)
④第Ⅰテモテ5:3(422頁)本当の「やもめ」に対する支援。教会挙げて社会的弱者を助ける。現代では成年後見制度を活用した支援等も有効です。
⑤ガラテヤ2:10(376頁)貧しい人たち(孤児やホームレスの人)を助ける働きをパウロ
達は普通にしていた。
⑥申命記10:19(旧約334頁)在留異国人を大切にする。昔イスラエル民族がエジプトで在留異国人として困難を経験したからです。私達も外国に行ったら心細いものです。現代では外国から来られた方を大切にする。このような在日外国人支援や旅人をもてなす心を大切にしていくことが求められています。キリスト教会はこの心を忘れてはなりません。

上記の6つはあくまでも一例です。私も少しですが、これらのわざを10年以上前から続けてきました。するとどうなりますか。パリサイ人のように人を裁かないから教会に人が集まるのです。教会内で争いが減るのです。そして周りの人はキリストにある愛のわざの実践、その生き方を通してそこにキリストを見てイエスを信じようという思いになり人は救われるのです。
戦国時代にカトリック宣教師の多くは捨て身の愛で生きたのです。それが日本人の心をとらえ、わずか30年で30万人の信徒が生まれたのです。人口の2%です。是非私達も、もう一度自分の信仰をとらえ直し、パリサイ人気質(裁き)を捨て去り、まず上記の6つを実践する。そうすると日本の教会も本庄教会ももっともっと明るく元気な教会に変わります。

今日のメッセージから

①今日の聖書箇所から、あなたは何を、どのように感じましたか。
②今日の聖書箇所から、神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。
③今日の聖書箇所からあなたが、今から、実行に移せることは何ですか。
④今日の聖書箇所と関連した個所や聖句があったら書いてみよう。

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