
収録日:2025年11月9日
聖書箇所:エペソ人への手紙1章7~14節
説教題:神の豊かな恵みを受けて
会場の皆様おはようございます。またライブ配信をご覧の皆様おはようございます。いつもライブ配信で一緒に礼拝出来る恵みを感謝します。最近はライングループ「ふかマジ※深い交わりの略」につなぐことが可能になりまして参加者が増えました。又、説教原稿(外国語自動翻訳付き)も本庄キリスト教会のホームページから見ることが出来ますので是非ご利用ください。
先週からエペソ人への手紙から学んでいます。この手紙は使徒パウロが牢獄の中から紀元60年代前半に書いた手紙です。エペソは港湾都市として栄えた街で、アルテミス神殿(偶像)がある都市でもありました。現在のトルコ西部に位置し、パウロが第2次伝道旅行の帰りに寄り、第3次伝道旅行の時には3年間住み伝道しています(使徒20:31)。
彼はエペソ教会に対し教会の本質、キリスト者の生き方について手紙を書く必要があると考え、ローマの牢獄から書き送りました。文章は神の恵みの大きさに圧倒されるような内容になっており、3章迄が教理的な内容、4章からキリスト者の生き方について書かれています。
1節~2節があいさつの部分、3節~6節が神のご計画、7節~12節がキリストによる神の計画の実行、13節~14節が聖霊による保証という内容で、パウロが三位一体の神の栄光をほめたたえています。今日は7節~14節まで共に考えてまいりましょう。
7:イエス・キリストは私たちに救いを与えてくださいました。キリストが与えた救いはどのような救いでしょうか。
①キリストの十字架の血による贖い(贖いは買い取る)という意味です。※私たちはイエスを救い主と信じて救いを受けました。その時から、悪魔の奴隷であった状態からキリストに買い取られたのでイエス・キリストが私たちのご主人です。
ですから常に私たちは自分を買い取ってくださった方であるイエスの考えを優先して生きる事が求めあれます。自分の考えや思いを優先するのではなく、ご主人である神の御心を求めて生きる事を優先すべきです。このように生きないと失敗だらけの人生で終わってしまいます。
②背きの罪の赦しを受けている。私たちは目に見えませんがイエスの十字架のみわざを信じた時にキリストと一つにされました(その時、罪の赦しと永遠の命を受けました)。これは神の一方的な恵みによるものです。※恵みとは、神の前にふさわしくない罪深い者に対して神はよいもので満たして下さるという意味です。だから、私たちは自分たちの力や考えを優先するのではなく、いつも神の恵みを感謝して生きるのがキリスト者の生き方の基本です。一生のテーマです。
それ故、キリスト者は、「感謝します」「ありがとうございます」又は口癖のように事あるごとに「ありがたいね」という言葉が多く出てくることだと思います。
8~10:神は私たちに対し御心の奥義を知らせた。昔は知らされていなかったが、今示された神の計画を奥義と言います。例えばマタイの福音書11章の「天の御国の奥義」や、ローマ人への手紙11章の「終末時代に全てのイスラエル人が救われる」という奥義があります。エペソでの奥義は何でしょうか。神があらかじめ立てた計画。時が満ち(今、キリストは神の右の座におられます。しかし時が満ちて神の計画が実行に移される。それは終末時代にキリストが地上にもう一度戻ってこられる(再臨する)。世界中の人々がキリストのもとに集められ、キリストが世界中の人々に礼拝される。具体的には千年王国が来ることを奥義として述べています。
11:この時キリストにあって私たちが神の国(御国)を受け継ぐ者となる。
キリストはすべてをみこころによる計画のままに行う方(父なる神)の目的に従い、あらかじめそのように定められていたのです。
12:キリストに望みを置いている私達は神の栄光をほめたたえるのです。キリストによって神の御業がなされたのです。今キリストは天における神の右の座において私たちの為にとりなして、やがて神の御心の時に、天にいるすべての信仰者と共にこの地上に戻り(再臨)、反キリストとその軍勢を断ち滅ぼし、千年王国時代を治めるのです。最終的に神の栄光がほめたたえられるのです。
13~14:父なる神のご計画3節~6節。キリストによる神の計画の実行が7節~12節。13~14が聖霊による保証です。三位一体の神はそれぞれの役割が違います。
キリスト者はイエス・キリストの福音(良い知らせのメッセージ)を聞いて信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押された。聖霊は単なる活動力ではありません。知性、感情、意志を持つ神の一位格(パースン)です。このお方は目立ちませんが、私たちと共にいて下さり、私たちの心の内に住んで下さり、励まし、守り、力を与え、導いてくださるお方です。私たちにとって実に大きな力であります。そのことを約束の聖霊によって証印を押されたと述べています。
証印は印鑑の事で、貿易の拠点都市のエペソでは船で荷物を運ぶとき、ろうそくを溶かしてその上に指輪を押します。これによって荷物がローマに運ばれたとき同じ印鑑が押されたものを見て自分のものであることが証明されました。当時は一番確実な方法でした。
これと同じように神はキリストにあって救われたものの立場を明確に示したのです。そして聖霊を受けていることこそが私たちが天のみ国を受け継ぐことの保証である。
保証とは、例えば不動産の売買契約の際に支払われる手付金、頭金とおなじ意味です。これによって契約が成立し、他から邪魔されません。あとは残金を払い契約完了という事になります。
私たちが最終的に自分の人生が終わるとき、又はキリストの再臨によって天に上げられる時に救いが完成します。聖霊なる神はその時まで私たちと共にいてくださいます。こうして私たちが贖われて神のものとされ、神の栄光がほめたたえられるのです。
以上、読み終えてみると、私たちの人生は常に三位一体の神を喜び、ほめたたえ、神に栄光をお返しする事が最も神にふさわしい生き方であることが分かります。神は信仰者に最高のものを与えたのです。日々の生き方を通してさらに神の恵みを発見し続けてまいりましょう。
◉教会成長に欠かせない今日のメッセージから次の事を考えてみましょう。
①あなたは今日の聖書箇所を読んで何をどのように感じましたか。
②あなたは今日の聖書箇所を通して神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。
③今日の聖書箇所を通してあなたが、今から実行に移せることは何ですか。
④今日の聖書箇所と関連した個所や聖句があったら教えてください。
