
収録日:2025年10月26日
聖書箇所:コリント人への手紙第一14章26~40節
説教題:混乱の神ではなく、平和の神
会場の皆様おはようございます。そしてライブ配信をご覧の皆様おはようございます。
一気に秋が深まってきましたがお元気でしたか?最近、大勢の方がライブ配信をご覧いただき感謝しています。今日は私がメッセージ担当いたします。説教原稿(自動翻訳付き)が本庄キリスト教会のホームページから見ることが出来ますので是非お読みください。
別件ですが、私は火曜日から風間牧師と比嘉牧師と共に能登支援に行って参ります。10回目の訪問になりますが、今回もNPO法人LOVE・EASTの皆様と共に志賀町の仮設住宅を訪問して交流することが主な働きです。良い交流ができるようにお祈りいただけると感謝です。
さてコリント人への手紙第一12書から続いた「御霊の賜物」シリーズは最終回となります。私たちは、「主イエスが私の罪の為に十字架に掛かって死んで、葬られ、3日目に栄光の体で復活し、今も生きておられる」福音(良き知らせ)を信じて救われました。そして救い(罪の赦しと永遠の命)を受けた時に神の御霊(聖霊)を受け、神の家族の一員となりました。そして様々な御霊の賜物を受けていることを聖書から正しく理解する必要があります。
コリント教会に目を向けてみると、彼らは御霊の賜物を熱心に求めたのですが、それぞれ自分勝手な信仰だったので礼拝が混乱し神の栄光を現すのではなく、逆に神の名を汚す結果となってしまいました。彼らの現状を伝え聞いた使徒パウロは、手紙を書き送り礼拝の中で預言や異言の賜物をどのように使うか教え示したのが、コリント人への手紙第一です。
パウロが示した結論は、礼拝をささげるにあたり心に留めることは「すべての事を適切に、秩序正しく行いなさい」という勧めです。それは33節「神は混乱の神ではなく、平和の神だからです」コリント教会の信者は御霊の賜物を熱心に求めましたが自分勝手に、異言で祈り、神からの預言であるかを吟味しないで、自分の考えを優先して語り始めました。そこには聖霊の働きや導きがないので教会が混乱し、喜びに溢れた礼拝にならなかったのです。
故に使徒パウロは、「神は混乱の神ではなく、平和の神である」とコリント教会の人々に警告しているのです。では、どのような礼拝が祝福されるのか考えてみよう。
①礼拝の在り方(26節~33節)。教会には礼拝プログラムが、ある教会と、ない教会があります。当時の礼拝はシンプルに賛美、祈り、預言、異言、みことばの解き明かしが秩序をもってされていたようです。
26:ここを見ると初代教会の礼拝の様子を知ることが出来ます。今申し上げたように賛美が捧げられ、祈りや教えがなされ、啓示(預言)を告げ、異言で祈り、解き明かしがなされる。シンプルな礼拝でした。私もシンプルな礼拝を目指していますが、最も大切なのは礼拝者として真実をもって神を礼拝することです。それが、結果として信仰の成長につながります。
27~33:ここには具体的な礼拝の中身が示されています。異言で祈る人がいたら、二人か三人で行い、一人がその意味を解き明かす。もし解き明かすものがいなければ礼拝では黙っていなさい。一人になった時に自分と神に対して語りなさい(祈りなさい)。
預言(神から啓示を受けて)も二人か三人で語り、他の人たちは預言の内容が神の御心に沿っているかよく中身を吟味しなさい。預言を全部鵜呑みにしないで聖書に照らして正しいかどうかを確認し、教会の徳が高められているか吟味しなさいという事です。
31:誰でも学び(預言)、誰でも励ましが受けることが出来ます。これはいいですね。牧師でなくても大丈夫。但し基本的な聖書理解と人前で訓練が必要です。本庄教会でも聖書から教えられた恵みを皆の前で語れる人が増える事を望んでいます。※男女に限らず、5分でも10分でも証しや、聖書から示されたことを証しする人が増えることを望んでいます。
32:預言する者たちの霊は、預言する者達に従います(自分勝手ではなく秩序ある礼拝)
33:ここが結論部分です。神は混乱(無秩序)の神ではなく、平和(調和)の神なのだから。
②礼拝に於ける女性の在り方について(34~40)女の人は教会(礼拝)で黙っていなさい。
これは極端に解釈されやすい聖句ですが、礼拝の時に女の人が祈りや預言をしてはいけないという意味ではありません。「黙っていなさい」というこの箇所を、普遍的真理として、すべてにおいて女性が公の礼拝で話すことを禁じているのだと解釈するのは無理があると思います。
何故ならコリント第一11:5には「女が祈りや預言をすること」が書かれていますし、他の聖書個所でも女性が教会で祈りや預言をしていると思われる箇所が多くあります(ローマ16他)。
ではここはどういう意味になるか。礼拝の時、分からないことがあるなら家に帰って夫に聞きなさい。だから女は教会では黙っていなさいという事です。ある註解者によると、当時の礼拝スタイルは、ユダヤ教の習慣に従い男性と女性が別々に座っていたようです。時々、説教者の話す内容がわからないので夫人が夫に大声で質問し礼拝を乱すことがあったのです。これは女の人にとって恥ずかしい事なので女は教会で黙っていなさいとパウロは主の命令(37節)として戒めているのです。
特にコリント教会では、女性が教会の秩序を乱していることが多くありました。一般論として男性より女性の方が感情的になる傾向があります(良い悪いは別として)。※今の時代も女性が感情的になり、強すぎると教会が混乱します。聖霊によって柔らかくされる必要があります。また男性(牧師)が威張ると支配につながるので、聖霊によって心が砕かれる必要があります。
39~40:結びの部分。預言(神の言葉を預かって語る)することを熱心に求め、教会全体の徳を高める。また個人の信仰の徳を高める異言を語ることを禁止しない(日本の福音派の多くの教会では「異言はやんだ」として異言で祈ることを勧めていません)でも、それではパウロの勧めと違ってきます。私たちはもう一度パウロの勧めに基づき、異言で祈る事を求めつつ、神は混乱の神ではなく、平和の神であることを覚えつつ、すべてを適切に、秩序正しくて執り行ってまいりましょう。
◉教会成長に欠かせない今日のメッセージから次の事を考えてみましょう。
① あなたは今日の聖書箇所を読んで何をどのように感じましたか。
② あなたは今日の聖書箇所を通して神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。
③ 今日の聖書箇所を通してあなたが、今から実行に移せることは何ですか。
④ 今日の聖書箇所と関連した個所や聖句があったら教えてください。
