大きな喜びの知らせ

2024年12月22日

聖書箇所:ルカの福音書2章1節~20節
宣教題:大きな喜びの知らせ       

おはようございます。12月第4週アドベント(待降節)となりました。イエス・キリストの誕生を皆様と共にお祝いできます事を感謝します。またライブ配信で参加している兄弟姉妹の皆様、病気療養中のあなた、フィリピンやブラジルから参加しているあなたもお元気ですか。あなたと一緒にクリスマスをお祝いすることが出来て感謝します。説教原稿は、本庄キリスト教会HPの礼拝メッセージTOP欄に自動翻訳機能付きで掲載されていますので是非ご利用ください。

今日は主イエス誕生直後の出来事をルカの福音書から共に考えてまいりましょう。今迄イエス誕生についてヨセフの視点から、マタイの福音書1章と2章を通して学んできましたが、ここでの記事は、ルカの福音書の記事よりも時間的にはしばらく後の出来事になっています。イエスが母マリヤから生まれた一週間迄の出来事が記録されています。そして今日の聖書箇所は3つに分けられます。①1~7:人間の歴史から見たクリスマスの視点②8~14:神の視点から見たクリスマス③15~20:羊飼い達の行動から学ぶ。

●人間の歴史から見たクリスマスの視点
1:そのころ、全世界の 著者ルカ(医者)はこの福音書(良い知らせ)をローマ政府の高官と思われる人物テオピロ(異邦人)に対して書いています。内容はイエスの生涯を綿密に調べ、順序立てて書いています。ですから私達が読むにはとても分かりやすい書物です。これから聖書を読んでみたいと思われる方は、是非ルカの福音書をお読みください。

では、そのころとはいつか。ローマ初代皇帝アウグスト(尊厳者の意味、本名オクタビアヌス、在位紀元前27年~紀元14年)の時代にイエスは人として誕生しました。彼が全世界(意味は当時のローマ帝国が支配する国々を全世界と呼びました)の住民登録をせよという勅令(命令)を出した時です。※勿論、日本はこの全世界には含まれていません。この時代はパックス・ロマーナと言い、ローマによる世界的な平和と安定が続いていた時にイエスは誕生したのです。

2~3:キリニウスがシリヤの総督であった時。彼は2回シリヤの総督になっていますが、最初に就任した時の事です。人々は住民登録の為に、自分の先祖の町に帰って登録します。正確な人口調査と税金徴収の為と思われます。イエスは歴史上の事実としてこの世界に生まれたのです。

4~5:この時代になるとかつてのダビデ王家の栄光は全くありませんでしたが、夫ヨセフは、ダビデ王の子孫です。ダビデはユダヤのベツレヘムの出身なので、ヨセフも先祖の地に移動する必要がありました。ユダヤのベツレヘムは南に130kmあったようです。この時、既にマリヤは身重になっていたので非常に厳しい旅でした。又、マリヤとヨセフとの関係は、まだ、(いいなずけ)婚約者という立場ですが、当時のユダヤでは法律的には夫婦の立場です。

しかしマリヤの妊娠は聖霊によるもので二人は恥じる事を何もしていません。でも、二人に対する世間の目は誤解と偏見に満ちていたのです。又、マリヤもダビデの家系(ルカ3:23)に属する人でしたので、ベツレヘムに行って住民登録する必要がありました。

6~7:いよいよマリヤは月が満ちて男の子を生みます。宿屋には彼らの居る場所がなかった。宿屋は旅館という意味でなく、雨風をしのぐための洞窟の事です。神殿や建物を作るための石切り場が洞窟となり、貧しい人々は洞窟を自分の家とするようになりました。でもヨセフとマリヤには洞窟さえもなく、洞窟の隣にある家畜小屋がイエスの誕生の場所となりました。王の王、主の主として、もう一度世界に戻ってくるお方が、人間としてお生まれになった時には、何とへりくだったことでしょうか。家畜小屋でイエスは生まれたのです。神の大きなへりくだりです。イエスは生まれた時から地上の生涯においては全く底辺までもへりくだってくださったお方です。

●神の視点から見たクリスマス
8:実は羊飼いたちが世界で初めにイエス誕生の知らせを受けた人々です。昔ダビデ王は羊飼いという素晴らしい職業についていました。でも千年後のユダヤ社会になると羊飼いは蔑まれるようになりました。理由は羊を飼っていると定住生活が出来ないのでユダヤ教の決まりを守ることが出来ません。これは、やむを得ない事ですが厳格に規律を守るユダヤ教徒からは罪人扱いされていたのです。実に彼らも社会の底辺に追い込まれて生きる人々だったのです。でも神の視点からは全くそのような見方はありません。
彼らはエルサレムの神殿で礼拝に捧げる傷のない羊を納品していたのです。実に尊い大切な仕事をしていた人々です。神は信仰者としての形は守れなくても、主にあって大切な役割を果たしていたのです。この様に神は羊飼いを高く評価していました。人は外面を見て評価するが神は人の内面を見て評価しています。そんな彼らが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていたのです。

9~14:社会的には尊敬されなくても、神の前に誠実に生きる羊飼い達の生き方、考え方を神は高く評価されます。それ故、真っ先にキリスト誕生の知らせが彼らに届きました。主の使いが彼らに現れ、主の栄光(シャカイナグローリー)で周りを照らし、「恐れることはない。見よ(注目せよ)この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます」。これが福音です。この事はユダヤの民全体にとっても喜びでした。聖書が預言している通り、約束のメシヤがベツレヘムで生まれたからです。

この方こそキリストです。この言葉は、イエスが武力で世界を治めた、救い主の皇帝アウグストとの違いを強調しているのです。キリストは十字架の犠牲の愛を通して、神との平和をもたらした救い主です。こうして、飼いばおけに寝ている、みどりご(赤ちゃん)を見つけのです。すると、突然み使いたちによる神への賛美が捧げられ(14節)羊飼いに神から最高のご褒美が、世界で最初にクリスマスの祝福を伝えられたのです。この様に人の視点と神の視点は違うのです。
●行動する羊飼い達
15~19:彼らは自分たちに対する恵みをベツレヘムへ行って見届けようと語り合い、そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼いばおけに寝ている、赤ちゃんを探し当てたのです。実に彼らは信仰を行動で示したのです。羊飼いたちの行動、生き方から大いに学ぶことが出来ます。

結び、20節:見聞きした事が御使いの通りだったので神をあがめ、賛美しながら帰っていった。
●皆さん如何でしたか。今日の聖書箇所を通して4つの事を考え書いてみましょう。
①今日の聖書箇所を通して神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。
②今日の聖書箇所を読んでどのように感じましたか。
③この聖書箇所を通して今日から実行に移せることは何ですか。
④今日の聖書箇所から関連した個所や聖句があったら教えてください。

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