
2024年10月20日
聖書箇所:マタイ24章23~31節
説教題:人の子の到来(キリストの地上再臨)
おはようございます。10月第3週を迎え、今週兄弟姉妹と共に主への礼拝をお捧げしてから一週間を過ごすことが出来ますことを感謝します。またライブ配信で礼拝参加している兄弟姉妹の皆様、病気療養中のあなたの参加も歓迎します。共に礼拝をささげる恵みに感謝します。
3週にわたりイエスが十字架の死を前にして弟子たちの質問に答えられた22節迄を共に考えました。今日は続きの31節迄です。イエスの弟子たちに対する答えは、ローマ帝国時代からイスラエルを中心にして世界がどのような形で終末(完成)を迎えるか、丁寧に語られました。そんな訳で今の終末時代を生きる私達が、どう生きるべきかを問われる大切な箇所が本日の聖書箇所です。また今日から週報の裏に「書き出してみよう」に思った事を書いてみてください。何故か皆さんは聞く側、受ける側ではなく、共に考え、学ぶ立場であることを共有したいからです。
因みに31節以降は①キリストの空中再臨(携挙)を待ち望む生き方(24:32~51)、②キリストにある者の生き方(25:1~30)、③キリスト再臨後の裁きに(25:31~46)が述べられています。これら今後、合間を見ながら何回かに分けてとりあげたいと思います。
まず24章の概略ですが、イエスが弟子たちの3つの質問に答えているところです。①エルサレムが破壊されるのはいつか②あなたが来られるしるしはどのようなものか③世界が終わる時のしるしはどのようなものですか。
●4節~6節迄はキリスト信仰にはびこる異端、局地的な戦争や戦争のうわさが続く世界の様子、イエス時代から1900年間の出来事
●7節~8節は今から100年以上前に始まった生みの苦しみの時代、
●9節~14節が患難時代前半の3年半の事。特に心に留めるべき事としてマタイはイスラエル人に対し書いているので13節「最後まで耐え忍ぶものは救われます」は患難時代前半に反キリストの攻撃に耐え忍んだイスラエル人の命は救われる(助かる)事であり、魂の救いの事ではありません。
●14節、患難時代の前半、キリストの福音は、神が選ばれた144,000人のメシヤニックジュー(イエスをメシヤと信じるユダヤ人)を通して急速に世界宣教がなされ「それから終わりが来ます」終わりとはエルサレムの異邦人支配が終わという事で、過去のエルサレム支配はバビロン、メドペルシャ、ギリシャ、ローマ、そして今日に至っていますが、その支配は15節以降に登場する反キリスト迄で終わりますという意味です。ここを押さえておくことが大切です。
●15節以降は7年続く患難時代、後半の3年半に反キリストが本性をむき出しにして、エルサレム神殿の聖所に立って自分が神であると宣言します。これ以降の3年半は、「世の始まりから今に至るまでかつてなかったような、また今後も決してないような、大きな苦難がある」全世界の苦しみの時代が来る。しかし、選ばれたイスラエル人の為にその日数が少なくされると、イエスは前もって話してくださいました。ここまでが3回にわたって皆様とともに考えた内容です。
今日は23節からですが、いよいよ患難時代の後半3年半が過ぎてイエス・キリストが裁き主として地上に戻ってくることが書かれています。23節~25節には反キリストが自分の正体を世界中の人々に示し、悪事を働き放題にしていますが、一方では偽キリスト、偽預言者が大勢現れ、大きなしるしや不思議なわざを示して、イスラエル人たちを惑わそうとします。だから騙されないようにしなさいとイエスはあらかじめ警告しています。
では再臨のキリストはどのように人々の前に姿を現すのでしょうか。答えは27節にあります。人の子の到来(パルーシア)、全世界の人に見える形で来られます。また人の子という言い方ですがこの言葉は新約聖書に88回出ているそうです。ダニエル7:13~14旧約1522頁が根拠となる箇所です。意味は「イエスもやっぱり人の子だね」というのではなく、メシヤの称号、即ち救い主を指しています。故にイエスは好んで、人の子という言葉をよく使われました。
27節:稲妻が東から西にひらめくように人々に見える形で地上に来ることを宣言しました。人に見えるような形で地上に戻られるのが地上再臨の特徴です。一方、地上再臨の前に起こる、イエスの空中再臨(携挙)は一瞬の内にキリストによって信者が空中に引き上げられるので、人の目には見えません。ここが違います。地上再臨の時キリストは即座に反キリストとその軍勢を滅ぼされます。28節の死体とは反キリストとその軍勢が滅ぼされる譬えであります。
29節と30節:キリストの再臨直前に様々な天体の異変が起こります。太陽な暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の諸々の力は揺り動かされる。いわゆる天変地異というものがこの短い期間に起こって来る。
30:その時、人の子のしるしが天に現れる。即ちキリストが地上に戻ってくるのです。ここでは多くの人が、キリストの再臨を喜んで迎えているのではなく悲しんでいるのです。キリストの再臨を神話だとか、空想だとか、おとぎ話だと馬鹿にしている人々はこの時大きな悲しみに会います。多くの日本人は今のままだとキリストを悲しんで迎え入れる人々の仲間になってしまいます。メシヤが雲に包まれて力と栄光をもって現れる事を現実の事として受け入れてください。
31:再臨の時、主に選ばれているイスラエルの民は世界中から集められ、こうして残りのイスラエル人全員が救われます。ローマ11:29とゼカリヤ12:10を参照 ※ちなみにキリストの再臨の時、私たちキリスト者はどうなっているか?この前に空中で主とお会いして、たちまち一瞬の内に栄光の体に変えられます。そして、それ以降はずっと主イエスと共にいます。と言う事は私達も主イエス、御使いとともに栄光の体をもって地上に戻ってきて千年王国を治める側の立場に立ってキリストにお仕えすると言う事になります。
キリストの地上再臨までの話はここまでです。この後、25章にかけての続きは、おいおい取り組みます。今迄の聖書箇所を通して皆様は①神があなたに語り掛けていると思う事は何ですか。②感じたことは何か。③自分の生活の中で実行に移す事は何か。④聖書の他の箇所に関連した聖句や出来事は?書いたことをどなたか発表してください。実はこのような事を語り合うのが新約聖書に示されている礼拝スタイルです。皆さんは聞く側ではなく、互いに学び合う立場です。
結び
聖書を神話だとバカにしている人もいます。しかし世界は聖書預言の通りに進み、今は終末時代を迎えています。今迄、神は愛と忍耐をもって人のやることを見守りつつ容認していますが、やがて神の直接介入であるキリストの再臨によって世界が裁かれます。その時信じるのでは遅いのです。今イエスを救い主と信じてお従いしましょう。
