マタイの福音書(14)

2024年9月29日
聖書箇所:マタイ24章1~8節
説教題:イエス・キリストが遺したことば

おはようございます。9月第5週を迎えましたが皆様お元気ですか。今日もご一緒に聖書から神の声を聴き礼拝をささげてまいりましょう。又、ライブ配信を通して礼拝参加している兄弟姉妹や病気療養中のあなたもおはようございます。今日のメッセージは能登の被災地支援報告とマタイの福音書からさせていただきます。又、被災地支援報告はFacebookやライフネットいかっこ、本庄キリスト教会のホームページでupされていますのでご覧ください。

能登へは先週の月曜日~木曜日までの4日間、5回目の訪問となりました。皆様の祈りとご支援を心から感謝します。今回は風間牧師と比嘉牧師の3人でしたが、豪雨災害から2日しかたっていない状況の中で、急遽、輪島市の豪雨被害を受けた方々への奉仕に変更となりました。具体的にはNPO法人LOVE EASTチームに合流して彼らのリーダーシップの下で働かせてもらいました。

特に印象深く思った事を紹介いたします。まず、NPO法人LOVE EAST(東京日野市&石川県羽咋市に拠点を持っている)の姿勢が非常にキリストの生き方に似ている事です。具体的には3つの事がありました。

1,LOVE EASTは豪雨災害のひどい地域である輪島市迄月曜日に出向き、以前支援した施設を訪ね状況把握に努めました。その結果、近くの高齢者施設が床上浸水によって被害を受けている事を知り、火曜日朝から土嚢(どのう)作りや設置を20人~30人体制で仕上げました。上からの指示待ちでなく、みずから困っている地域に出向いて支援する姿勢から学びました。

2,高齢者施設の土嚢つくりと設置作業が終わり、市街地へ向かう途中で、先頭の天野牧師の車が止まりました。すると裏山から崩れ落ちて駐車場にたまっている土砂を一人で掃除している高齢女性と話をしていました。急遽この庭を片付ける事が決まったらしく、私達にも声がかかりました。するとメンバーたちは何事もなかったようにシャベル用意して13人が2軒分の泥払い作業を一気に始めました。一時間半で見事にきれいになり、帰り際に自分たちはクリスチャンなのでお祈りしてもいいですかと了解をもらったうえで祈ってお別れしました。

この77歳高齢女性にとってLOVE EASTの存在はまさしく天使ですね。突然来て一時間半で泥払いし全部きれいにしてあっという間に去っていったのですから。一人でやったら半年かかっても終わらない仕事です。彼らはイエスのように道端で困っている人がいたら、直ぐに救いの手を差し伸べました。彼らも同じ事をしています。被災地支援はキリストの証の場なのです。

3,翌日水曜日は、輪島市内の仮設住宅へ行きましたが、既に社会福祉協議会関係者ボランティア50人くらい集まっていたので、そこは任せ、LOVE EASTは、より大変な地域の床上浸水したお宅を探し被災状況を確認して3軒の家で畳出し、床板はがし、泥払いをしました。イエス様のように道端で困っている人がいたら話を聞き必要なものを提供する。食べ物が必要な時は食事の提供をする。例えば5千人の給食(フードバンクの働き)、病の中にいる人がいれば癒しのわざをする。LOVE EASTチームは床上浸水で途方に暮れている家々を訪問し寄り添い直ぐ問題解決します。これこそがまさしくキリストにある生き方なのです。
最後にもう一つ、今回は水害支援でしたので雑巾とタオルの寄付が役立ちました。私は急遽、雑巾が必要だと判断しFacebookで発信したら本庄教会の方3名がすぐに届けてくれました。
案の定、泥出し作業の必需品である雑巾やタオルは直ぐに現地で使ってもらいました。こうして皆様の支援が非常に助かりましたのでご報告いたします。以上ですが、是非続けてご支援お願いします。具体的には祈りの支援、経済支援、物資支援が必要です。特にお金はいくらあっても足りません。是非満たされるようにお祈りください。

先週までゼカリヤ書を通して、イスラエル民族に対する未来の事や、これからの世界がどういう方向で進むのか、そして神はイスラエルの民を覚えておられることを学びました。
是非学んだことを生かして分かち合い、私達のこれからの生き方につなげていきたいと願っています。そんな訳で今後、共通点の多いマタイの福音書を学びます。最初から進めるよりゼカリヤ書で学んだ事の関連として、24章と25章を学んでから1章に行きたいと思います。

今日の聖書箇所は全てキリストが十字架にかかって死ぬ前に弟子たちに語られたことばです。
●1~2:イエスは偽善の律法学者、パリサイ人に対し、はっきり何回も、彼らの罪を叱責しました。29節に「祝福あれ、主の御名によって来られる方に」とお前たちがいう時まで、決して私を見ることがない。これはキリストの再臨の時まであなた方は私の事がわからないと言っています。その後イエスは、宮(神殿)を出ていき、そこに弟子たちが近寄り、宮の建物の荘厳、豪華さに感心しています。確かにこの神殿は豪華で、ゼカリヤたち時代に造られたものをヘロデ大王が荘厳なものに大改修したものです。金で覆われた大理石が使われ圧倒されるような建物でした。イエスがおられた時既に46年が過ぎてもまだ工事中でした。そしてようやく完成したのが紀元64年、でも紀元70年にローマ軍によって徹底的に破壊されてしまいます。壊すために建てられた建物のようですね。

だからイエスは「はっきり言うけど、この建物はやがて徹底的に破壊され、真っ平になってしまうよ」と預言しています。「どの石も、崩されずに、他の石の上に残ることは決してありません」とは石が全部崩される事です。何故か?ローマ兵が神殿攻撃した時に石の間に流れた金を奪うために石を全部はがしてしまったためです。この預言は紀元70年に成就します。

●3~8:3:イエスはオリーブ山に移動し、そこで座っていると、弟子たちが来てイエスに尋ねます。①いつ神殿が破壊されるのか②あなたが再び来られ、世の終わり(完成、完結)するのはいつですかと質問します。マタイ①の質問には答えていませんが、歴史の事実としてローマ軍により紀元70年に神殿が完全破壊されます。4節~6節迄はイエス様の生きた時代以降の事が述べられ、偽キリスト(自称キリスト)が大勢現れて多くの人を惑わす。戦争(局地的)や戦争のうわさは常にある。これはいつの時代でも起こることです。1900年まではずっとこの時代が続きました
●7~8:ここから局面が大きく変わる。即ち世の終わりの始まり。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり」これはユダヤ的表現で地域全体を巻き込む世界的戦争の事で100年前の第一次世界大戦、その続きとしての第二次世界大戦で成就している。・飢饉と地震は20世紀になってから顕著にあります。8:でもこれは生みの苦しみ(陣痛、耐え難い苦悩の始まり)の初めです。この痛みは周期的に襲ってきます。※現代世界は完成に向かって生みの苦しみの中にいます。
結び:しかし生みの苦しみには解放の喜びがある事も忘れない。イエスの遺した言葉を忘れない。

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