
聖書箇所:ゼカリヤ書12章1~14節
説教題:拒恵みと嘆願の霊を注がれる人々
おはようございます。新しい週が始まりました。今週も兄弟姉妹と共に、主を礼拝する恵みにあずかり感謝します。またライブ配信を通して礼拝に参加している兄弟姉妹、病気療養中のあなたもおはようございます。お元気でしたか。今日も主イエスに礼拝をささげてまいりましょう。ライブ配信には毎回大勢の皆さんが参加してくれるので本当に有難い限りです。また一週間主の再臨の日が近づいたことも感謝しながら共にみことばから考えてまいりましょう。
さて今日はゼカリヤ書12章です。まずゼカリヤ書の時代背景の資料をご覧ください。一番下の方にある、今日の箇所は第二部の未来に関するメッセージのところです。主の日、イエス・キリストが世の終わりに地上再臨する預言を表しており重要なキーワードです。キリストの地上再臨に向かって着々とその舞台設定が進んでいる段階です。今日はこの辺の事を共に確認して備えていきたいと思います。
●1節~9節 神によって力づけられるユダヤ人
ゼカリヤはユダ王国が滅んだ後に70年続いたバビロン捕囚から解放され、エルサレムに戻って来た民を神殿建設の希望をもって励ました預言者です。そればかりではなく世界の終わりの日に起こる出来事の啓示を伝えて民を励ましたのです。その日ということばが3節~10節に5回出てきますが、地球の完成に向かって起こる出来事を表しています。即ちキリストの地上再臨の時に起こる出来事を示しているのです。時間を表す言葉にクロノスがあります。時の流れ、もう一つはカイロス。こちらはある一点、一時期を示す言葉。故にその日はキリストの再臨の時です。
その日は全世界の人に見える形でキリストがこの世界に戻り(再臨する)反キリストとその軍勢を滅ぼし、イスラエルの民を救い、最終的にはすべてのイスラエル人がイエスをメシヤ(キリスト)と認め悔い改め、信じて救いを受けます。
ではキリストの地上再臨はいつ起こるか。やがて全世界がかつてない困難な時代を迎えます。大患難時代(7年)と言います。その最後の時にキリストは戻ってきます。キリストの地上再臨に向けその舞台は少しずつ動き出しています。今は大患難時代に入っていませんが、この時代のその日を神はゼカリヤに啓示し、後の時代に聖書を読むユダヤ人や私達を励ましているのです。
1:宣告 声を高く上げる。非常に大切な宣告なのでここから注意して見る必要があります。内容は「イスラエルについての主のことば」なので具体的です。主のことばに間違いはありません。何故なら、天を張り、地の基を定め、人の霊をその内に造られた方のことばですから。
その日、エルサレムが攻撃される為に包囲される時に何が起こるか。2:これは意外ですね。エルサレムが周りのあらゆる民をよろめかせる杯となる。周りの国々はぶどう酒を飲んで酔っぱらいのようになり役立たずの国となってしまう。エルサレムを攻めきれないという意味です。
3:エルサレムがどの民にとっても重い石となる。重い石とはエルサレムを攻撃しようとして、逆に痛い思いをして身にひどい傷を受けてしまう。包囲するが最後は攻めきれない。
4:その日、すべての馬を打って驚かせ、乗り手を狂わせる。これはたとえですが、戦車とか他の武器で攻撃するときに、制御不能にしてしまう事と思われます。5節にもありますように万軍の主のよってこのような奇跡が起こるのです。
6:その日:逆にユダの首長たちが特別の力を受け周りの民を焼き尽くす。こうしてエルサレムは守られる。7:ユダの天幕(エルサレム以外)の人々を守り、次にエルサレムの人を守る
8:その日:エルサレムの住民が主によってかくまわれる。これは南東にあるエドムのボツラ(今のペトラ)にかくまわれる。こうして逃げ道が与えられたイスラエルは助かるのです。
9:その日、攻めてくる周りの国々はキリストの再臨によって根絶やしにされるのです。
●10節~14節 恵みと嘆願の霊を受けるイスラエル人
10:イスラエルは初臨のキリストが来られた時(クリスマス)には拒否しました。しかし、終末になると、神はイスラエル民族の上に恵みと嘆願(哀願)の霊を注がれます。イスラエルは神にひたすら頼んだと言う意味。そして自分たちが刺殺したイエス(再臨のキリスト)を見て、激しく泣いた。これは、イエスを裏切ったペテロが激しく泣いた時のように、イスラエルは神の前に激しく悔い改め、方向転換してイエスを受け入れることを意味しています。
11節~14節:イスラエルの民族的な悔い改めと救いが起こる預言です。7年間続く大患難時代の最後に再臨のキリストがエドムのボツラを経てエルサレムのオリーブ山に立たれます。これをキリストの地上再臨と言いますが、その時、民族的な嘆きが起こると記載されています。
11:その日、特に彼らの嘆きぶりはメギドの平地(ハルマゲドン)でユダ王国時代末期に宗教改革を断行した偉大なヨシヤ王がエジプトの王との戦いの時、敵の兵士が放った矢にあたり戦死してしまいます。この時イスラエル民族は王を失って嘆いたのです。
キリストの地上再臨の時イスラエルは激しい悔い改めと共に民族的な救いを経験するのです。これを使徒パウロはローマ人への手紙11章25節~26節(新約316頁)で記録しています。これは奥義(隠れた真理)。イスラエルの一部がかたくなになったのは異邦人の満ちる時が来る迄であり、こうしてイスラエルは皆救われる。これが神の計画なのです。
(結び おさらい)
この世界は、その時(キリストの地上再臨)に向かって激しく動いています。図をご覧ください。キリストの空中再臨はいつでも起こり得ます。この時キリスト者は一瞬のうちに天に挙げられ、栄光の体に変えられ、いつまでも主と共にあります。その後、全世界的規模の7年大患難時代に入ります。世界がかつて経験したことがない苦しみの時代になる。(イエスの言葉マタイ24:21)偽の平和の3年半が過ぎ、反キリストが本性をむき出し、自分は神であると宣言し、自分に従わないものを殺します。特にこの後半においてイスラエル人は3分の2が死にます。
しかし、キリストが地上再臨し(イスラエルに恵みと嘆願の霊が注がれる)反キリストとその軍勢はたちまちの内に滅ぼされ(ヨハネの黙示録19章11節~21節)残ったイスラエル人は救われます。続いてキリスト直接統治による千年王国、新天新地に移行します。今は患難時代には入っていませんが、聖書が示す、これからの世界の流れをよく理解し、眠った信仰から目を覚まし生き方を通してキリストを証しする。そのような歩みをしていこうではありませんか。
