ゼカリヤ書(10)

聖書箇所:ゼカリヤ書6章9~15節
説教題:大祭司ヨシュアの象徴的戴冠

おはようございます。1週間主イエス・キリストの再臨が近づいたことも感謝です。今日は父の日のお祝いおめでとうございます。私も昨日一日早く正信君にお祝いしてもらって食事しました。その気持ちに感謝ですね。
またライブ配信を通して礼拝に参加している兄弟姉妹や病気療養中のあなたもおはようございます。インターネットを通して共に主を礼拝できる恵みを感謝します。毎回20人以上の方が私達とともに礼拝をささげていることをとても嬉しく思います。

それではゼカリヤ書6章から共に学んでまいりましょう。資料をお持ちの方はご覧ください。毎回申し上げておりますが、ゼカリヤ書のテーマは神殿再建工事と神の民の回復です。神はイスラエルに罪の悔い改めを迫った後、ゼカリヤに対して8回続けて励ましの啓示を与えました。
今日の箇所からそれが一段落して、いきなり「大祭司ヨシュアの象徴的戴冠」という分かりにくい表題がついていますが、大祭司ヨシュアに対し王の印である冠、王冠をかぶらせる事を戴冠(たいかん)又は戴冠式と言います。この象徴的な行為は大切なことを意味していました。その辺を探りながらまずは何が書かれているか確認いたしましょう。

●9:(主のことば)主からゼカリヤに対して新たな啓示がありました。その内容をゼカリヤは書き記したのです。預言者の任務は神から受けたことをその通りに人々に伝えることなのです。

●10~11:ゼカリヤ(主は覚えている)が3人から捧げものを受け取り、それを持ってゼパニヤの子ヨシヤの家に行って銀と金の冠を作り、大祭司ヨシュアの頭にかぶらせよ(戴冠)との命令でした。まず彼ら3人はそれぞれに相応しい意味のある名前なので確認してまいりましょう。
①ヘルダイ(力ある者、健全な者)
②トビヤ(主は慈しみ深い)
③エダヤ(主は知りたもう)以上素晴らしい名前の3人でした。続いてゼカリヤがこの3人から捧げものを受け取り、④ヨシヤ(主から特別に愛されている)多分彼は職人だと思われますが、彼の家に行き銀と金の王冠を作り、大祭司ヨシュア(主は救い)の頭にかぶらせなさい(戴冠)という命令をゼカリヤが神から命じられました。

※ここで、あれっ、と思う方はいましたか。いかがですか?そうです。大祭司が頭にかぶるものは何ですか?3章4節にあるようにターバンですね。王冠は王がかぶるもので、大祭司がかぶることは許されていません。旧約聖書では役割は明確に区分されています。王は祭司の役割として犠牲の生贄を捧げることはできません。神と人の間に入ってとりなしの奉仕は出来ないのです。逆に祭司は王のように地上で力を持って民を支配することはできないのです。1人が2つの役職を持つことはあり得ませんでした。

でも逆にここは祭司でありながら王冠を受けるヨシュアのことがポイントです。両方の権能を持つことが出来るのはメシヤ(救い主)だけだからです。即ちこの大祭司ヨシュアの戴冠(たいかん)はやがて地上に来られるメシヤ(主イエス・キリスト)を象徴的に表しているのです。そして、この事は既にイエス・キリストが地上に来られた時に成就(実現)しました。イエスこそ大祭司として私達の罪の為、父なる神にとりなしをし、十字架の死と復活の御業を通して人類の罪の赦しの道を開いてくださったのです。勿論今も大祭司として天において私達の為にとりなし続けています。やがてイエスは真の王として天から地上に再臨し、反キリストを滅ぼし、全世界に平和を取り戻し千年間にわたり地上の御国(メシヤ的王国)治めてくださるのです。

●12~13:その預言の内容が「 」の部分です。若枝はメシヤの称号。神殿は大祭司ヨシュア達の指導により建てられましたが、紀元70年に完全破壊、今エルサレム神殿は存在しない。

この個所を千年王国という立場に立つなら、王と大祭司の立場を併せ持つ再臨のキリストが神殿再建する事になります。その再臨のキリストが新しい神殿を建て、王座につき全世界を支配する。これが、私達より後の時代に起こる千年王国(メシヤ的王国)時代のメシヤの姿です。
但しそのような事をお伝えすると多くの人々はキリストを無視しクリスチャンを馬鹿にしています。又クリスチャンさえも聖書を読まない人が多いので終末論や携挙、キリストの地上再臨、千年王国、永遠の裁き、新天新地について態度がはっきりしない人が多いのが現状です。非常に残念なことですが、やがてキリストの再臨によって全て白黒はっきりする時代が来るのです。

●14:彼らが建てる第2神殿において、銀と金の冠は4人の記念として神殿の中に残される。そしてメシヤの救いがあることの希望を持つことが出来るのです。こうしてメシヤの国が到来することを彼らは毎週の礼拝で確認することになるのです。

●15:ここは未来のメシヤ的王国(千年王国)時代の事を言っているのだと思われます。
「遠く離れた者たちも来て」これは異邦人が全世界から神殿建設に参加する事を述べているからです。(ゼカリヤたちの時代はイスラエル人による神殿建設でした)
続いて、「この時あなた方は、万軍の主が私をあなた方に遣わしたことを知る」ここの私を遣わしたとはゼカリヤではなく主の使いの事です。即ち地上に人として生まれる前のキリストが主から遣わされ、大切なときに神の御心を表すため、万軍の主から遣わされたことを知る様になります。やがてキリストを中心に全世界が治められる時代となり、この時には戦争や争いがありません。これを前にして彼らがその計画の声に聴き従うなら祝福されます。

以上が今日の聖書箇所でしたが、私達とどのような関係があるのでしょうか。
①私達が信じている救い主キリストは、大祭司で有り王である。父なる神との間に立って私達の為にいつもとりなしてくださり、やがて大患難時代の最後に世界の王として再臨し世界を裁き、この世を治めてくださるお方です。ここは私達との関係があります。⇒私達に対して今日もイエスは私のすべてを御存じであり、神にとりなしてくださる生きたお方です。

②15:主の声に聴き従うならそのようになる。⇒条件付き、私達にも同じ事が言えます。神の約束は私達が神に聞き従い一歩踏み出す時に成就する。どこまでも主に信頼するのが主の恵みを受ける条件です。

③世界観を持って生きる⇒世界には初めがあり、終末(完成)があり、キリストの再臨があり、反キリストを滅ぼし世界を平和にしてくださる。聖書を通して終末の今の時代を良く見極めよう。
結び
ヨハネの黙示録19:11~12(514頁)本体 キリストの地上再臨の姿であります。

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