ゼカリヤ書(6)

聖書箇所:ゼカリヤ書3章1~10節
説教題:大祭司の復職 

おはようございます。今日は聖霊降臨(ペンテコステの)の朝を迎え、イエスを救い主と信じるすべての人の内に聖霊が宿ってくださる時代となったことを感謝します。そして1週間主イエス・キリストの再臨が近づいたことも感謝します。又ライブ配信を通して礼拝に参加している兄弟姉妹、病気療養中のあなたもおはようございます。ネット越しですが共に主に礼拝をささげる恵みにあずかり感謝します。

それでは、ゼカリヤ書から続けて学んでまいりましょう。いつもの資料をご覧ください。下の方に本書のテーマは「神殿再建工事」とありますが、神はユダヤ人に罪の悔い改めを迫り、その後、励ましの啓示を8回続けてゼカリヤに示しました。覚えていますか?①谷底にあるミルトスの木の間で赤い馬に乗った人の話、②4つの角と4人の職人、③測り綱を持った人の話。そして今日は4回目で大祭司ヨシュアの復職(罪が赦されもう一度任務を受ける)の幻ですが、他も含めて全部励ましのメッセージなので安心して読めます。

そんな訳で今日は4番目の幻が①具体的にどんな内容か。②その幻の意味する事は何か。③今日のメッセージを私達はどの様に適用するか考えてまいりましょう。私の聖書の読み方はできうる限り字義通りに読むことが基本です。比喩的、霊的に解釈すべきところは無理のない範囲で比喩的、霊的に解釈して皆さんと共に考えたいと願っています。

1:まず、この個所は天における大祭司ヨシュアの裁判の様子です。この場面の登場者は5種類①まず父なる神が中心におられ②大祭司ヨシュア(この人物はゼカリヤ時代に実在した人、大祭司アロンの子孫で、総督ゼルバベルと共に5万人の民を引き連れ、バビロンから戻ってきました)③主の使い、2節の主とあるので単なる御使いではなく地上に来られる以前のキリストではないかと思われます。④サタン(悪魔)訴える者、ここでも大祭司ヨシュアを訴えています。⑤私に、預言者ゼカリヤがこの裁判の光景を見ています。

2:1節に出てくる主の使いが2節では主となっており、この主がサタンをとがめています。サタンとは悪魔と呼ばれる霊的実在者で、常に人を訴えるもの、試みる者として、人を貶める働きばかりをしています。エルサレムを選んだ主がお前(サタン)をとがめると言い、大祭司ヨシュアを弁護しています。「この者(ヨシュア)は火から取り出した、燃えさし(残りかす、残り火)ではないか」執拗にイスラエル民族を代表する大祭司ヨシュアを徹底的につぶしてしまえと主張するサタンに対して主が咎めています。

ここでの意味は、イスラエル民族を徹底破壊せよという訴えに対し、主が「彼らは既に燃えかすである」もう十分に裁かれたと述べてサタンをとがめているのです。大祭司に代表されるイスラエル民族は神に対して不信仰と不従順の罪を犯し、その代償として国を失い、バビロンに捕囚となりました。故に神の基準からすれば、十分裁かれたので主は赦しを宣言しているのです。

3:ヨシュアは汚れた服(以前の民全体の罪の生活の象徴)を着て主の使いの前に立っていた。
4:主の御使い(受肉以前のキリストと思われる)は、自分の前に立っている者達に服を脱がせよと命じ、「私はあなた(大祭司ヨシュア)の咎を除いた。貴方に礼服を着せよう」と罪の赦しの宣言をした。大祭司を赦すのはイスラエル民族に対する罪の赦しの宣言であります。そして特別の礼服を着せようと命じたのです。これは神の栄光を現わす特別の礼服エポデです。
5:ここで初めてゼカリヤが発言する。「彼の頭にきよいターバンをかぶらせなければなりません」
こうしてヨシュアにターバンをかぶらせ、服が着せられた。

6~7:主の使いがヨシュアを聖別する。2つの条件①私の道に歩め、主の御心に生きよ。②わたしの戒めを守れ、神により決められた大祭司の任務に忠実に生きよ。3つの特権①私の家を治め、神殿管理②私の庭を守る、不敬虔から守る③出入りできる、祭司として神に自由に近づける。
8:聞け、回復したヨシュアに対する驚くべき未来を約束する。若枝をこさせる。若枝とはメシヤの称号で、やがて神がキリストを地上に送ってくださる約束。

9:石、石は動かず不動のもの、これもメシヤの到来を意味する預言。その石の上には7つの目。7つは完全数。聖霊充満の象徴であり、全知、無限の知識の象徴を表しています。これこそやがて地上に人として来られる十全のキリスト、メシヤ、救い主の到来を約束しています。

一日のうちに、わたしはその地の咎を取り除く。これはキリストが成し遂げてくださる十字架の御業によって私達の罪が即座に赦され、きよめられる事を現わしています。罪が取り除かれる条件はキリストへの信頼のみ、信仰によってのみ受ける救いから来ます。

10:「その日」その日とはゼカリヤの時代から500年後に誕生するキリストの到来ではなく、今よりもっと後に世界が完成する終末預言で、キリスト再臨の日です。再臨の後、全世界は今と違いキリストが中心となり世界を治める。これを千年王国と言います。平和な時代をぶどうの木といちじくの木の下に招きあうと表現します。
 
今は再臨前の生みの苦しみの時代なので様々な困難が全地球的規模で起こります。やがて世界は7年の苦しみの時代に入りますが、反キリストの登場により、一時的に平和な時代を迎えます。
やがて彼は本省を現わし自分を神と宣言し、手下を引き連れてユダヤ人、エルサレムを迫害します。しかし、7年の患難時代の終わりにキリストが天から再臨し反キリストのその軍勢をたちまちの内に滅ぼされます。それをここでその日(キリストの再臨の日)と言っています。平和な千年王国が来る日を待ち望もうではありませんか。以上が主な流れになっています。

あなたは今日の聖書箇所をどのように適用しますか。例えば
①悪魔(別名サタン)は今もキリスト者を責め訴え、罪に陥れて力を奪おうとしています。これに対して、私達はみ言葉と聖霊の力、主に信頼する祈りによって打ち負かすことが出来ます。
②私達も主イエスの十字架の御業を信じて罪赦され、きよめられた存在となります。いまこそ主の前に信仰によって大胆に近づき歩もうではありませんか。
③イエス・キリストはあなたに対し、今日も明日も世の終わりまで共にいると約束しています。
④キリストは今の生みの苦しみの時代の後、地上に再び来られ(再臨し)千年間世界を治めます。これを私達は主の祈りの中で御国が来ますようにと祈っています。
⑤千年王国の後に永遠の新しい天と新しい地が下りてきます。黙示録21章の世界ですね。
結び
是非聖書の世界観に立ってあなたの大切な人生を主とともに歩んでまいりましょう。

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