コリント人への手紙第二(1)

2021年6月27日
聖書箇所:Ⅱコリント1:1~11
説教題:慰めに満ちた神  

おはようございます。ネット配信をご覧の皆様もおはようございます。お元気でしたか。今日もあなたと共に礼拝出来る恵みを感謝します。又こうしてコロナ禍の中ですが工夫しながら礼拝出来る恵みを感謝します。毎週のライブ配信準備もありがとうございます。

今日から第二の手紙に移ります。大まかな事を調べましたので、まずこちらを見てください。配布します。5項目あります。
1、いつ頃書かれた手紙か
 ・第一が 紀元55年頃
 ・第二は 紀元56年~57年頃(1~2年後)
2、だれが書いたか?
 ・使徒パウロ 1:1 テモテ若い牧師、パウロの同労者、共に働きながら訓練を受けた人物
3、誰に書いたか?
 ・コリント教会の信者、周りのアカイヤ全土にいるクリスチャンたちに 1:1
4、手紙を書いた事情、背景は?
・コリント第一の手紙を書いた後に再び問題が起きたとの情報をエペソで受け、
解決のためにコリントに行ったが結果は不調に終わった。(2:1 13:1)
・エペソに帰ったパウロは涙ながらにコリント教会宛てに手紙を書いてテトスに託す。(2:4)
・そして第3回伝道旅行の時マケドニヤでテトスに会い、コリント教会信者の悔改めを聞いた。
(7:5~16)特に7節中心読む
・このうれしい知らせに接しマケドニヤで書いたのが、コリント人への手紙第二である。
・紀元56年~57年頃 
5、アウトライン
1、悔改めた教会への言葉 1~9章
2、敵対者を念頭にした言葉 10~13章 参考引用図書 新実用聖書注解 1607頁~

今日の箇所は3つに区分されます。
●1~2挨拶
真の恵みと平安は父なる神と主イエス・キリストから来る事を確認しましょう。
●3~7
ここは慰めに満ちた神をほめたたえています。(10回慰めの言葉が出て来る)
パウロはコリント教会の信者たちとの関わりの中で大きな悲しみを経験しています。
それは自分が関わって設立したコリント教会信徒が罪を犯し、神の心に反する歩みをしていたからです。彼はもう一度コリントを訪ね、指導したが失敗に終わり心が沈んでいる時にテトスから良い知らせがもたらされました。そして書いたのがこのコリント第二の手紙です。
・10回も出て来る慰めと言う言葉の意味
慰めは人からの単なる気休めの言葉ではなく、神が主権をもって与えてくださる、励ましや希望のわざで、私達の状況を変え、悲しみを喜びに変えてくれるもの。これが慰めの意味です。
4:①神はどのような苦しみの時にも慰めを与えてくれる。②私達も神から慰めを受ける③受けた慰めによって他の人を慰めることが出来る。
5:キリストの苦難が溢れている様に、キリストによって私達の慰めもあふれている。私達がキリストに従いその苦難にあずかるときに、慰め励ましも、私達に豊かに与えられる。
キリストの苦難と私達への慰めは比例して増えて行く。だからよりyesを見上げて従いたい。
6:私達が苦しみに合うことは幸いな事。それはより強く神からの慰めを受け、より成長させてもられるからです。失敗や苦しみを恐れず、神の御心と思うことは実践していこう。
7:失敗や悩みから来る苦しみを恐れる必要はありません。慰めを豊かに備える神が共にいる。
9~11
使徒の働き19章の出来事。使徒パウロはエペソでも苦しみを受け。命の危険に追い込まれた。

適用
最近失敗や苦しみ悩みが続いている方いますか?多くの課題を抱えて先が見えない方いますか?
逆に主の前に不信仰になり主に忠実に従えない人はいますか?
自分の考えを優先して失敗ばかりしていませんか?又は自分の考えを最優先している事さえもわかりませんか?そんな時こそ主イエスを見上げてより頼んでイエス信頼してついて行きましょう。いつも主は慰めと励ましの力を与えて下さるお方ですから。

結び
神は私達を励まし慰めを与えてくださる神です。今日もあなたと共にいて、突き放す神ではなく、受け止めて、慰め、励まし、導き、力を与えてくださる神です。今週もこの神に100%信頼して従っていこうではありませんか。
コリント人への手紙第二 大まかな内容      2021.6.25
1、いつ頃書かれた手紙か
 ・第一 紀元55年頃
 ・第二 紀元56年~57年頃
2、だれが書いたか
 ・使徒パウロ
3、誰に書いたか
 ・コリントにある神の教会とアカイヤ全土にいるクリスチャンへ
4、使徒パウロが手紙を書いた事情は?
・第一の手紙を書いた後に再び問題が起きたとの情報をエペソで受け、解決のためにコリントに
行ったが結果は不調に終わった。(2:1 13:1)
・エペソに帰ったパウロは涙ながらに、コリント教会への手紙をテトスに託す。(2:4)
・後にマケドニヤでテトスに会い、コリント教会の悔改めを聞いた。(7:5~16)
・この朗報に接してマケドニヤから書いたのが、コリント人への手紙第二である。
・紀元56年~57年頃
5、アウトライン
1、悔改めた教会への言葉 1~9章
2、敵対者を念頭にした言葉 10~13章 引用図書 新実用聖書注解 1607頁~