ダニエル書(1)

2023年4月24日

2022年10月9日
聖書箇所:ダニエル1:1~7 
説教題:ダニエル書を学ぼう

おはようございます。2022年10月第2週の礼拝をささげる恵みにあずかり感謝します。
またネット配信で礼拝しているあなたもおはようございます。ご一緒に学んでまいりましょう。
今まで新約聖書が書かれた年代順にそって学んできました。それは神が啓示された順番を知ることは大切だからです。マルコの福音書から始まり、ガラテヤ人への手紙、テサロニケ人への手紙第一、第二、ヤコブの手紙、コリント人への手紙、第一、第二、そしてパウロ獄中書簡のピリピ人への手紙を学びました。その間に創世記、ヨハネの黙示録、使徒信条、聖霊について、クリスマスメッセージをさせていただきました。思い出してきましたか?
 
ただ旧約聖書をしばらくお休みしているので、今回は新約をいったんお休みして、今日からダニエル書(旧約1506頁)を学びます。何故ダニエル書かと申しますと、終末時代に生きる私たちも、世の中の状況に惑わされ右往左往するのではなく、神の主権の中で生きる、そしてどんな困難な環境の中に置かれても、主に信頼するものに対して神は恵みをもって臨んでくださることをダニエルから学びたいと考えたからです。又イエス様もダニエル書を引用して終末を語っていますので、ダニエル書を読んでいたと言う事になります。尚更きちんと学ぶ必要があると思い、今回取り上げた次第です。どこまで学べるか、自信ありませんが取り組みたいと思います。

●1~2読む:状況確認します。(別紙ダニエル書を説明した後聖書に戻る)
第二列王記24:1~2(旧約698),第二歴代誌36:5~7(旧約813)を読む

●3:暗い青春時代を送ったダニエルはバビロンに連れてこられた中にいた。異国の地で言葉も文化も違う。そして町は偶像に満ちていた。ネブカデネザル王は非常に狂暴でしたが世界を制覇しました。場所はカルデヤ。今のイラクですね。
●4:捕囚の身でありながらあらゆる面で優れた能力を持つ若者たちは宮廷で王に仕える訓練を受ける。
●5:訓練期間は3年。王が食べるごちそうや葡萄酒 偶像礼拝と関係があったので、彼らとっては信仰の戦いがあった。そののち王に仕える。
●6~7 改名させられた。日本も昭和20年まで朝鮮半島の人々を支配し改名させた。
彼らにとっては屈辱であった。同化政策は民族の誇りを奪うものであり無理があります。
・ダニエル 神は裁き主➡ベルテシャツァル
・ハナンヤ 主はあわれみ深い➡シャデラク
・ミシャエル 神のような方が他にいるだろうか➡メシャク
・アザルヤ 主は助けてくださる➡アベデ・ネゴ
適用
暗く先が見えない困難な時代にどう生きるか、これは我々への問いかけでもあります。
今から2600前の話ですが人の本質は今も昔も変わりません。因みにダビデは3000年前、モーセは3500年前、アブラハムは4000年前、アダムは6000年前となります。
結び
8:心を定めた。主の前に生きようとする人の大前提は神の前にどうあるべきかを確認することです。その点で心に定めるダニエルの生きこそどんな時代にあっても受け継ぐべき原点であると思います。