キリストと結ばれて 

2022年12月21日

2020年8月23日
参照聖句:ローマ6:1~5 使徒8:26~38
説教題:キリストと結ばれて 

おはようございます。8月第4週を迎え礼拝を捧げる恵みに感謝します。
特に今日は谷矢愛子さんから「イエス様を救い主と信じたので洗礼を授けて下さい」という申し出があり、役員会手続き、洗礼準備会を経て、今日の日を迎えたことを感謝します。

そこで今日はバプテスマの意味について考えたいと思います。
題は「キリストと結ばれて」です。いつも話して居ることですが、水のバプテスマだけを受けても救われないという事は皆さんご存知ですか?救いの順番はイエスを救い主と信じて救いを受ける。この時目に見えませんが、聖霊によってキリストと一つとされる。別の言葉でいうとキリストと結ばれ他のです。これを聖霊のバプテスマと言います。その救いの印を目に見える形で表しているのが、水のバプテスマ(洗礼)です。

愛子さんはイエスを救い主と信じたので救いを受けました。今、キリストにあって新しくされました。それを聖霊によってバプテスマされたと言います。これはキリストと一体となったということです。それ故、救いの印としての水のバプテスマを受けるのです。この順番が逆にならないように気を付けてまいりましょう。

○ローマ6:1~5
ここに出てくるバプテスマは、聖霊のバプテスマか、水のバプテスマか、どちらでしょうか?そうです。聖霊のバプテスマです。ここはイエスが人の罪を赦す為になされた十字架の御業の結果にについて書いてあります。即ち、私の罪の身代わりとなり、死んで、葬られ、三日目によみがえりました。これを信じたら救われます。この時、人の目に見えませんが、イエス・キリストと結ばれます。つまり一体となります。それを聖霊のバプテスマを受けたと言います。

3節の言葉がそれを示しています。 それを知らないのですかと切り出しています。キリスト・イエスにつくバプテスマを受けた、これがキリスト・イエスの中へ入る事です。その結果、イエス・キリストの命がイエスを信じる人の内に入って新しい命を受けるのです。するとあなたの人生に変化が起きます。そうです。それは、生き方が少しずつ変わり、価値観や、ものの見方、考え方がキリストの考え方に似る様になるのです。これを聖霊によってキリストと一体、バプテスマされると言い、一回限りの経験を受けるのです。

5:私たちもイエスを救い主と信じた結果、キリストと一つにされました。それ故キリストの身に起こった事が私たちの身にも起こったのです。私たちもキリストと共に死に、葬られ、甦ったのです。それを示しているのが5節の言葉です。

○では聖霊のバプテスマを受け、キリストと一つにされた人が、次に取る行動は何でしょうか?はいそうです。自分の救いを公に表わし、地域にあるキリスト教会の一員になる事です。それが、水のバプテスマを受ける事です。なぜそうするのか?ご存知ですか?これはイエスのご命令です。マタイ28:20、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授けなさいと弟子達に命じました。
○使徒8:26に具体例を見ましょう。
エチオピアの女王カンダケに仕える宦官が、エルサレムで礼拝した帰り、(27)彼は熱心に求道していました。調度イザヤ書53章を声に出して読んでいましたが、意味が分かりません。そこにピリポが通りかかり、読んでいる事が分かりますかと問いかけます?

宦官は答えます。「導いてくれる人がいなければどうしてわかりましょうか?」(31)ピリポはこの聖句からイエスについて話し始め、福音を伝えました。イエス・キリストの十字架の意味と復活、昇天、そしてイエスを救い主と信じたら罪の赦しと新しい命を受ける事を示しました(35)

宦官はこの時にイエスをメシヤと信じたのです。その時、何が起こるのですか?そうです。聖霊によってイエスと一体とされました。イエスの新しい命を受けたのです。これが聖霊のバプテスマで、キリストの救いを受けるということです。

続けて宦官がとった行動は何ですか?(36・38)読む。救いの確信を受けたら、近くの水の中に入ってピリポから水のバプテスマを受けたのです。これが救いに伴うバプテスマの順番です。

谷矢愛子さんもイエスを救い主と信じて聖霊のバプテスマを受け、その救いの印と信仰を公にし、本庄キリスト教会の一員となる為に水のバプテスマを受けたのです。

愛子さん、これからもイエス様に結ばれて一つとされている事を確認しながら、聖霊様に励まされ、イエス様の恵みの中で歩んで下さい。主の祝福が豊かにありますようにお祈りします。