【最新情報10件】左から右へスライド

聖霊に満たされた結果③御霊の実 

2022年12月21日

2020年7月5日
参照聖句:ガラテヤ5:22~23
説教題:聖霊に満たされた結果③御霊の実 

おはようございます。先週もコロナの中にあって仕事や生活が守られたことを感謝します。
今日も聖霊について学んで行きますが、今回で21回目となります。それでは聖書を開きましょう。
ガラテヤ5:22~23
さて、自分たちが何を信じているか確認します。私達は天地創造の神、三位一体の神を信じ、この神によって人は初めから人として造られたことを信じています。しかし最初の人アダムは、神に背く罪を犯したので私たちも罪の性質を受け継いでいます。今私達は自分の罪を認め、私の罪の身代わりとしてイエス・キリストが十字架上で死に、葬られ、三日目によみがえられた事を信じました。更に、キリストの十字架のみわざを信じた人は誰でも、聖霊によってキリストと一つにされ新しい命を持ちます。これを聖書では救いと言います。そして救いの保証として聖霊なる神が、それぞれの心の内に住んで下さいます。この聖霊が私たちの内で活発に働かれること(聖霊の満たし)がキリスト者の生き方を決定するカギとなります。満たされる条件は何でしょうか?

①御霊を消さない。御霊は燃える火にたとえられます。信仰者の心の内に住む聖霊の活発な働きや勢いを消さない、即ち、御霊の働きを抑え込みや、コントロールする事をやめることです。Ⅰテサロニケ5:19
 
②神の聖霊を悲しませない。私達が罪を犯すと聖霊は悲しみ、働きは弱くなるのでⅠヨハネ1:8~9にあるように、主の前に罪を告白し、悔改め、心の方向転換をする。神は罪を赦し、きよめ、もう一度、聖霊が心の中で自由に働き、聖霊に満たしてくださいます。エペソ4:30

③御霊によって歩む。私達の心の内に住んで下さる御霊の力と祝福、恵みを味わいつつ生きる。しかも日々歩み続ける。ここまでが聖霊に満たされる条件でした。ガラテヤ5:16
既に実践された方は、聖霊に満たされて生き方が少しずつ変ってきた事と思います。如何ですか?

今日のテーマは、救いを受け、聖霊に満たされた結果、私達は御霊の実を結んでいくようになるという事です。クリスチャンになっても生き方や行いが全く変わりませんという人はいますか?
救いを受けたら時間がかかっても何か変わります。心が穏やかになったとか、少し寛容な心になったとか。生きる喜びが沸いてきた。罪が分かった、罪を犯すと心が暗くなる、沢山あると思います。
それは聖霊が内に住み働いている証拠です。もしあなたがこのような体験が全くないとしたら、救いは初めから受けていない事になります。

救いを受けた結果、御霊の実とはどのようなものがあるのでしょうか?ガラテヤ5:22~23には9つ書いてあります。今は植物に勢いのある季節ですがトマトは芽が出て苗が大きくなり、花が咲き、実が大きくなり、食べごろとなります。
御霊の実も同じように時間がかかりますが、私たちの生き方や行いとなって人の前にも神の前にも見えてくるものです。それ故、実を結ぶまでに時間がかかる事が前提ですから、そんなに無理してクリスチャン生活を頑張る必要はありません。一歩一歩、イエス様に祈りつつ、イエスの声なき声を聞いて生きていけばよいのです。その過程で成長してそれぞれにふさわしい御霊の実を結んで行けは良いのです。今日は一つです。
1、愛、アガペイ 無償の愛、見返りを期待しない愛、神の愛、隣人愛。これが生き方、行いとして身となって現れるというのですが、具体的にどの様な行いなのとなって現れるでしょうか?
○家族、優しい言葉使い、相手に負担をかけない、手伝う、親のお世話、金銭的に支援する。
○地域社会、困っている人を助ける、経済的に支援する、買い物の手助け、面倒な手続きを手伝う。地域の繁栄を祈り具体的な貢献する。
○職場、会社の発展を祈り貢献する。仲間に仕事を教える。上司を尊敬する。
○友達、救いの為に祈る、悩み事を聞く(言いふらさない)
○教会、兄弟姉妹の為に祈る、神の家族として助け合う。悪口を言わない。
その他にも数えきれない程、愛の業は有ります。これは神に愛され、キリストの恵みを十分に受けているからできるものです。しかも自分の頑張りで人を愛するのではなく、神に愛されているその愛に押し出されているので楽な気持ちで出来る様になるのです。このような愛こそ聖霊の働きによるものです。

適用
あなたは御霊の実である愛をどのような形で実践しますか?これは人と比較する必要はありません。自分に出来る事を喜んで聖霊の力により行いという形で実行に表すものです。自分に与えられた賜物を生かして御霊の実を結んで行くのです。是非、聖霊の力によって愛のみわざを実践させていただきましょう。
また新約聖書を読むと、キリスト教会の特徴は、常に立場の弱い人や貧しい人を助け、共に生きる姿があります。現代日本のキリスト教会はこの意識が足りません。多くの場合教えてこられませんでした。もう一度聖書を読み直し積極的に外に出て、弱い立場の人、貧しい人に手を差し伸べていきましょう。

結び ガラテヤ読む
コロナ禍の中で人との関わりは難しさがありますが、安全に気を付けながら、神からいただく知恵をもって、自分に出来る事を良く知り、隣人への愛を大きなものとさせていただきましょう。大きくしてあなたの周りの人を幸せにしましょう。勿論自分自身も幸せな歩みをさせていただきましょう。