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誕生が約束されていたお方

2022年12月22日

2017年12月13日
参照聖句:マタイ6:9~13
説教題:誕生が約束されていたお方(キャンドルサービス)      

                  
皆さんようこそお越しくださいました。本庄キリスト教会の吉田孝と申します。どうぞよろしくお願いします。

暗闇の中で光り輝くイエス・キリストの誕生を覚える事は幸いです。少しの時間をいただき聖書から誕生が約束されていたお方であるイエスについて共に考えたいと思います。

自己紹介させていただきます。
私は本庄に来て5年目になります。今は本庄大好き人間の一人です。昭和29年生まれですので63歳になりました。出身は茨城県下館市です。茨城県というと言葉が悪いとか、きついとか、気性が激しいとか、柄が悪いとか、いろいろ言われます。あまり良いイメージを持たない方が多いようですが、その通りで私もその一人です。今も時々妻に言葉がきついと指摘される事があります。でもよい所が沢山あるのが茨城県でもあります。なんといっても私の出身地でありますから。

私は18の時に初めてクリスチャンの友達から聖書を紹介されて読むようになりました。読んでびっくりしたのは、聖書は人間の本質がしっかり書かれている事、そしてキリストを通して救いの道が開かれている事が大きな驚きでした。私は聖書を読んで2ヶ月くらいでキリストを信じました。そうしたら不思議な体験をしたのです。なんだか心が軽くなって平安な思いになってきたのです。あれから45年たちますが、自分の生き方がどんどん変わっていき、いつの間にかキリスト教会の牧師になっていました。今こうして皆さんの前で話をしているのが不思議なくらいです。
そこで今日は私らしい人生へと導いてくれたイエス・キリストの紹介をします。聖書箇所はプログラムをご覧ください。
 
①ベツレヘム・エフラテよ、あなたはユダの氏族の中であまりにも小さい。だが、あなたから私のためにイスラエルを治めるものが出る。その出現は昔から永遠の昔から定まっている。(ミカ書5章2節)
皆さんにお聞きします。生まれる前から誕生する事が知らされていた方はいますか。
またどのような人生を送るか人々に広く知らされていた方はいますか。いたらすごい事ですね。
でも実は誰もいないのです。しかし世界中でただ一人だけ生まれる4千年前から預言され知らされていた方がいるのです。それがイエス・キリストです。気が遠くなるような前ですね。

この書は預言者ミカという人物が神の啓示を受けて書いたものです。男性です。彼はイエス誕生の700年前に活躍した人です。イスラエルの支配者即ちメシヤが誕生する預言が語られています。生まれる場所はベツレヘムです。イエスはどこで生まれたのですかそうです。ベツレヘムです。聖書の預言は思い付きで書いたわけではありませんので正確なのです。

②それゆえ、主は自ら、あなたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして、男の子を生み、その名をインマヌエルと呼ぶ。(イザヤ書7章14節)

これはイエス誕生の700年前に活躍したイザヤという預言者が神の啓示を受けて書いた書物です。先ほど話しましたように聖書は神の啓示を受けて書かれたものが写本という形で今の時代聖書という形で残っています。でありますから私たちが一生かけて学び、人生を懸けても損はしないばかりか祝福が100倍になって帰ってくる書物です。このイザヤがメシヤであるキリストが処女から生まれると預言しています。そしてその通りに今から2千年前に乙女マリヤからキリストは生まれたのです。インマヌエルとは神私と共にいますという意味ですが、これはイエスについて述べていることなので元々はイエスと言う人物は人であると共に神であると言っています。即ちイエスは私たちと同じように人間です。お腹がすけば空腹になり、体の痛みを感じ、悲しい時には涙を流し、時に偽善者に対して激しく怒り、徹底して人を愛し、人に仕えました。特に弱さを持つ人に対してはいつもその人の立場に立つお方でした。この様にイエスは人でありました。このお方が人となって2千年前に来られたのがクリスマスです。神が人となられたのです。

同時にイエスは真の神であります。父なる神と共に宇宙や地球を創り、この世界を創り、今も支配している創造主です。福音書を見ると自然界の支配者、霊的世界の支配者、病をいやす癒し主としてご自身が神であることを示されています。

③彼は蔑まれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほど蔑
まれ、私たちも彼を尊ばなかった。まことに彼は私たちの病を負い、私たちの傷みを担った。そ
れなのに、私たちは思った。神に罰せられ、打たれ苦しめられたのだと。しかし、彼は私たちの
そむきの罪の為に刺され、私たちのとがの為に砕かれたのだ。彼への懲らしめが私たちに平安を
もたらし、そのうち傷のゆえに私たちは癒された。(イザヤ書53章3節~5節)

これもイザヤの書であります。キリスト誕生700年前にキリストがどのように生き、死ぬかを預言しました。33年間の地上の生涯を歩まれたイエスの最後はこの預言の通り、人々からのけ者にされて最後には十字架に掛かって死なれました。しかしこの十字架の死はイエス自身の罪の為ではなく、人間の罪を赦して新しい人生を送るようにとの神の愛の御業でありました。新約聖書を見ますとその通りに生き、又、死なれたのです。そしてキリストは死後墓に葬られ、よみに下り、三日目に死人の中から復活したのです。このキリストを信じるだけで命を受けます。これがキリストの福音です。人生が変わります。そしてここにキリスト信仰の本質があるのです。

○愛で満ちているイエスの最後について紹介します。
イエスは33歳の時に人間の罪の身代わりとして十字架上で6時間苦しまれた後、無くなりました。その十字架上の苦しみながらも敵対する者の為、父なる神にとりなしの祈りを捧げました「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分で何をしているのかわからないのです」
あなたが同じ立場に置かれたらどうでしょうか。私はこの言葉でイエスを救い主と信じました。

今日はプレゼントをお持ちしました。福音の三要素という冊子です。人がキリストの救いを受けには、私の罪の為にキリストが死んで、葬られ、三日目によみがえったと信じるだけであなたは救いを受けます。あとは神の恵みに生かされて神に信頼するだけです。

結び
あなたはいかがでしょうか。
是非あなたの心の中にイエスを救い主と信じて心に迎えてください。お祈りいたしましょう。